自分のせいでリベリオンは居なくなったんだ

今でも後悔してるつもり

もしもアラストルが今でも居てくれれば僕は泣かずに済んだけど

もう一人で生きなきゃいけないって分かるけどね

本当に朝を見てもしょうがない感じだけだ有った

存在を忘れたまま歩く道

ダンテさんはまた敵退治に行って帰らないままだ

もうヤケクソ叫ぶだけ

なんでも

やってやろう

泣いても笑っても帰らない日々を笑うのみ

 

「ダンテさ〜ん・・・って居る訳ないか?はぁ・・・何もする事ないなぁ」

つまらなくしょうがない顔

出るのは溜息と疲れだけ

いつもの笑い声も聞こえずただソファーで寝転ぶリュンシュの姿

寝てたら転んでそれで笑う人が居たのに

今日も昨日も明日も笑う人が居ない部屋は冷たく張るのは蜘蛛糸

目が回る自由達

回り始めた身体は止まらなかった

笑い明けばかり

この手と手を合わせても何も起こる筈が無いのに

それでも何度でも誰かの笑う姿と声が知りたくて何度も挑戦した

ドアが開いたのは誰?

珍しい剣を持つ背の高い男

突然剣を抜き走り出して来た

急いでリュンシュソファーから降りて腰を低く右足を旨く使い回転を試みたが

旨く行く筈が無く

無意味

「お前は何者だ!見かけに寄らず変な臭いを漂わせているぞ・・・」

「ぼ・・・・・僕は怪しい者じゃありません。名前はティスドメアロアリュンシュ、貴方はそう言えばダンテさんのお兄さんですよね?」

この生意気

何処か誰かが真似をしていた気がする

 

この髪色はとても美しいからって馬鹿にしないでほしい

 

来る度僕の周りの人達全員皆人間ではない・・・

元々僕は人間の一人だったが

今となってはもう人間でも悪までも天使でもない

原因不明の人間だ

 

「・・・お前に名乗る気には乗らんティスドメアロアリュンシュ!」

図に乗らないでほしい

調子に乗っていると怪我をするような悪口はお断りの様子

マジになる目

瞳と瞳が合う

と、次の瞬間男は勢い良く剣を投げた

旨く避けようとしようと

したがまた失敗してしまい顔に傷が付く

これが幻で有れば嬉しくないかも

長い苗字をそのまま返す

名乗る気に乗らない様子

「僕は貴方がとても大嫌いですよ・・・・・・・好い加減にしてくださ・・・い」

倒れこむリュンシュ

男は微笑みながら去る

その男の後姿しか記憶に残らずにして行く

消え去る前に待ってほしいけど

今の僕じゃ動けないよ

動かせるのは右手のみ

苦しい対応をしてしまったみたいに笑いながら微笑むリュンシュ

 

これで良いんだ

 

誰も戻って来なければ良い

 

笑う程笑えば誰も寄り付かない筈だ

追い越せる力が欲しいね

誰よりも愛されない僕が居る

居る一人は僕

僕は一人

 

 

 

 

 

 

 

悪までも天使でも人間でもなければ僕

誰?

 

 

 

 

 

 

 

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